自然と人と動物のリンケージを大切に。『パインウッド』は抗菌・消臭に気を使う方に選ばれています。
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「パインウッド」について
イメージパインウッドは森林資源のリサイクル
パインウッドは”松の樹木”の総称です。かつて英国においては、松の間伐材を使用したパインチップ(カンナ削りした素材〉を、馬舎の敷き材として使用していました。やがてパインチップの製造から発生する木粉や、製材工場から発生するオガ粉の再資源化(リサイクル)の試みが始まり、ぺレットの形に成形し、「猫のトイレ砂」として試用したところ、高い評価を得ることが出来ました。従って1988年、その製造と販売が世界に先がけて開始されました。
 また同時期に北米においては、主に燃料用(暖炉用)として、薪や石炭の代替原料として、オガ粉の再資源化(リサイクル)が始まっております。

パインウッド(ぺレット)にもいくつか種類があります。
 今でも北米・北欧においては、パインウッドを主に燃料用ぺレットとして製造しています。しかし英国においてはこれまでペット(小動物〉用ぺレットのみを製造しており、月間消費量は約8,000トン(6L換算で約210万袋〉以上にも達しております。

 ペット用ぺレットは、猫や濃度の高いウサギのオシッコを素早く吸収させるために、ソフトにしながらも、普段は壊れにくいように成形されています。安全性を優先し、成形するための添加物を一切使用しないため、固さや水分に若干の違いが発生します。

 樹木のパーク(外皮)を含めた成形の場合、色が濃くなりますが、性能の違いはほとんどありません。ただし私達が普段嗅いでいる製材の自然な香りとは違った、よりきつい匂いを伴うことがありますし、ペットの出血(排尿時)の発見がしにくくなります。また最近は、松の間伐材だけでは需要に応えられないため、SPRUCE(スプルース)、杉、桧の間伐材も松材に混合された形で採用されています。

全ての木製ぺレットは本当に安全でしょうか?
 近年、日本では、建築用製材や集積材を原料とした燃料用ぺレットも製造され始めました。集積材の場合、人口接着剤が混在しているため、動物が直接ぺレットに触れない方法(捕食することがない方法)で使用して下さい。ただし、防腐剤が混入している製材の利用は、絶対に避けて欲しいと思います。

イメージパインウッドは自然環境保護に頁献します。
 再利用(リサイクル)後、最終処理で二次公害を引き起こしてしまっては、再資源化した意味がありません。焼却処理によるダイオキシン等の発生や、回収作業や下水処理に使用される税金の負担増につながることも避けなければなりません。

【1】 原料採取を目的に自然を破壊することがない。
【2】 使用量の削減が可能である。
【3】 使用後は安全に自然に還せるトイレ砂である。


 このような要求に応えられる猫のトイレ砂として、パインウッドが日本においても、より多くの方々に支持していただけるものと確信しております。

 現在、日本においては海とその海洋資源を守るために、森林(山)の整備が進められております。しかし森林を再生させるための植林事業については、マスコミを通じて多くの方の関心が高まっているにもかかわらず、森林を間伐することの重要性については、まだ充分に皆さまに伝わっていないのが現状だと思います。

イメージパインウッド(ぺレット〉の汎用性と安全性は?
 猫のトイレ砂に限らず、ウサギのトイレ砂、ハムスター・リス・鳥・爬虫類の敷き材として、既に多く方から高い評価をいただいております。特に捕食傾向のある子猫、ウサギ、ハムスター、リスの飼育者には、固まる危険がない素材として信頼されています。しかしながら、動物の個体差や飼い主の方の体質により、木の香りに弱い動物や飼い主の方が存在することは否めない事実です。つきましてはパインウッドに限らず、新たな衛生用品の使用に際しては、常に慎重になってお試しいただきたいと思います。



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